Debate for debate

Critical thinkerであるというのは良いことです、といいました。しかし、たまにちょっとした勘違いを目にすることもあります。

  • 海外で何らかの経験をしてきて日本国内の外資などでつとめている人に傾向としては見られやすいタイプです。
  • 何でもかんでもdebateをつっかけてきます。debateするのは良いことです。そこになぜdebateしているのかという目的がちゃんと把握できている限りはね。
  • 見ているとそういう人はdebateのsubjectがissueを左右する要因の80%をしめる大事な要因であろうが、10%にも満たないmiscellaneousな事であろうとお構いなしに議論をつっかけてやみません。なにか、自分の趣味でdebateしているように見えます。そうして会社での貴重な時間を浪費しているように見えます。
  • おもしろいことにこういう人に限って、相手が誰であろうとお構いなしです。欧米人でも日本人でもお構いなし。私も欧米人とは必要に応じてcriticalに相手のいうことをreviewして議論します。ただ、その度合いは相手を見て無意識に調整していると思います。
  • これを取引のある日本の企業相手にお構いなしにやってると、しまいには相手にされなくなります。相手は我々を欧米人とは思っていません。日本人の顔をした英語もしゃべれるが日本語が母国の、日本で育った日本人として見ています。
  • その辺のさじ加減も必要だとおもいました。まあこれは常識のある人なら問題ないのですけどね。実際そういう人もいるので口幅ったいのを承知で書きました。